シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

シーシャ・水タバコについてのブログ。フレーバーのレビュー 500種類以上、ボウルのレビュー、ボウルごとの作り方や炭の調節、テクニックなど。

Azure Black Lineのザックリした特徴について

5種類ほどAzure Black Lineのフレーバーを試したので、ザックリした特徴について書こうと思う。
まだ個々のレビューは書けていないので、出来上がり次第アップする。
* 2018/9/18、ほとんどのAzBのレビューが終わったので、それを踏まえて加筆・修正した。

Azure Black Lineの概要について

公式HPを見ても、大したことが書いてない。
とりあえず、使っているのはカリフォルニア産のタバコの葉
あとは、上質なタバコの葉を職人が頑張って加工しているから美味しいよ、ぐらい。
ちなみに、Gold LineとBlack Lineの2種類があり、前者がウォッシュドで後者がダークリーフ。
幾つかのフレーバーは、Gold LineかBlack Lineのどちらかにしか無かったりする。

パッケージについて

Fumariの100gのパッケージを大きくした感じで、ジップロックバッグ形式。

シロップの量とカット

シロップの量はそれなり。AFよりは多いが、SBVやFumariよりは少ない。色は黒褐色で、ややサラッとしている。
カットは細かく均一。おおよそ1.5mm角で、大きな茎などは入っていない。非常に均一で良いカットだと思う。
シロップの量と性状、カットなど、全体的にTangiers Noirと似ている。

左から、AF 50gパッケージ、Azure Black、Fumariの順。

煙の質や量

きめ細かくスムーズで、少しウェットな煙。煙の量も問題ない。
SBVから少しモッタリしたウェットさを減らしたような煙で、TFDやSB Serpentの煙と似ている。タバコ的な重さがあるので吸いごたえには満足感がある。
個人的には、FumariやFS Castroよりも過度なウェットさが無く煙の質がクドくなくて良かった。ただ、このあたりは好みの問題。
クドくなりすぎない調度良いウェットさ。最近の流行に良く乗った煙だと思う。

タバコ的な重さ

SBVの1.2~1.3倍ぐらいの重さ。TFDと同じか、それより少し重いぐらいだと思う。
伝わるか分からないが、Tangiers NoirとAFを2:1ぐらいでMixしたような重さ。そこそこ重い。
Tangiers Noir>FS Castro≧これ≧TFD=SB Serpent>AB KFC≧SBV>AB Stout=AF>SB>Fumari、こんな順。
普段からTFDやLavooあたりを吸っているのであれば、シックリくる重さだと思う。Fumariあたりを吸うことが多い人だと、ちょっと重さでグッタリする可能性が高い

安定感や香りの持ち

安定感は問題無い。SBVやLavoo Heritageのような安定感が抜群のものには少し劣るが、基本的に火の調節で苦労することは少ない。
ただし、LemongrassやLemon Muffinなど幾つかは弱めの火加減で維持しないと特徴が出ないので、フレーバーによってややバラつきがある印象。
香りの持ちは他社のダークリーフのフレーバーより少し長めな印象。濃いめの着香のフレーバーが多いからかもしれない。

ベースの香り

ベースの香りは弱めで、フレーバーによってはほとんど感じない。
強いて言うなら、SBVを薄めたような香りで、Tangiersのような強い泥臭さやSB Serpentのようなスモーキーなテイストは無い。
下記のように、割とゴテゴテした着香のフレーバーが多いのもあって、ベースの香りの主張は非常に控えめ。良くも悪くもクセは無い

フレーバーの傾向

TFDや追加で発売されたSBVのフレーバーと似ている
Mint系やSpice系などダークリーフの香りを活かした作りのものもあるが、基本的にはダークリーフの香りをマスクするような着香のフレーバーが多い。
個人的には単体系のフレーバーの方がダークリーフの香りを感じやすいと思うが、割とMango CheesecakeやMuffin系などMixっぽいものが散見される。
その点で、SB SerpentやAB KFCのようなダークリーフの香りを全面に押し出したシリーズとは異なり、TFDや追加で発売されたSBVのフレーバーと似ている。
それでもダークリーフの香りのおかげで全体的に有機的な奥行きが出ていたりと、一応の仕事はしている。それにTFDも何だかんだアタリが多かった。
SB SerpentやAB KFCのようなダークリーフの香りをシッカリと楽しめるフレーバーが良い人の場合は、買うフレーバーを選ぶ必要があると思う。
そうでなければ、泥臭さなどの強いクセが無いので、ダークリーフの中では親しみやすいと思う。

個人的な感想

まだ5種類しか試していないが、個人的には割とアタリがありそうな気がする。
ダークリーフの香りをマスクするようなゴテゴテした着香のものも多いが、それらはMango CheesecakeやLemon Muffinなどの他社には無い香りだし、何だかんだ基本的な単体系の香りも揃っている。
また、扱いやすさも良い。カットが良いので自分でハサミでカットし直す必要が無く、今のところ火の調節が難しいものなども無い。
強いて不満を挙げるなら、パッケージの構造のせいで、フレーバーが少なくなった際に無駄なく最後まで取り出すのが面倒なところだろうか。まぁ、このへんはフレーバーの出来とは直接関係ないので、根気で何とかしたい。
単体系はケミカルさが抑えられていたし、そうでないものも他社には無い香りのものが多いので、何だかんだ楽しんでレビューできそうだと思っている。

余談

250gのパッケージを買って別容器に移したりする場合、下の画像のように未開封の状態でフレーバーを底の方に寄せて、赤線のラインでハサミで切って開封すると良かった。
この方が底の方まで箸なりスプーンなりが届きやすく、袋についたまま捨てられるロスが減る。

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ボウルごとの作り方や火の調節



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