シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

シーシャ・水タバコについてのブログ。フレーバーのレビュー 500種類以上、ボウルのレビュー、ボウルごとの作り方や炭の調節、テクニックなど。

Al Fakher Double Kick について

すっかり遅くなってしまったが、2022年の春頃にAl Fakherから発売されたDouble Kick(以下、AFDKに略)について書こうと思う。

概要

AFDKは2022年の春頃にAFから発売された新シリーズである。
記事を書いている現時点(2022年7月)で、Two Apples、Grape & Mint、Mint、これらの3種類がある。
ニコチンが2倍になっており、より満足感が得られる点がセールスポイント。
公式ではないが宣材写真も上の画像のようなものが多く、なんとなくストロングゼロと似たノリを感じる。

香り、タバコの葉や煙の質などについて

現時点で、Two Apples、Grape & Mint、Mint、これらの3種類が出ているが、いずれも普通のAFのそれと同じ香りがする。
タバコの葉の色やカット、シロップの性状や量、煙の質、安定感など、香り以外の要素もほぼ普通のAFと同じ。
下記のように少しだけ重くなったAFという感じで、添加物の関係で香りや安定感が変わっていないのが優秀。

タバコ的な重さについて

シリコンボウルか陶器のPhunnel系か、Kaloud Lotusかアルミかなど、作り方によって重さの出方が少し異なる。
シリコンボウルで作ると、Tangiersのような最初の数口でガツンと来る強いキックは無く、10-15分ほど吸っていると「あ、なんか普通のAFより満足感があるな」みたいな感じ。
陶器のPhunnel系や素焼きのストレートにアルミホイルで作ると、Tanigersほどではないが割と強めのキックが最初から感じられる。
浅めの陶器のPhunnel系とKaloud Lotusで作ると、上記の2つの中間ぐらいのキックとトータルの重さで出る。
ちなみに、出ている3種類の中で最も重く感じるのはTwo Applesだが、そもそもTwo Applesはマッタリと甘めで普通のAFの中でも重く感じがちなので、そのせいもあると思う。
作り方によって重さを調整できるので、その点は意外と使い勝手が良いと思った。

(総評)点

個人的には、良くも悪くも想定の範囲内という感じだった。
香りや煙の質などがAFのままで最初のキックの強さだけTangiersみたいに強力だったら、Two Applesなんかは一部の層に大受けしただろうな、などと思った。
一応、陶器のPhunnel系や素焼きのストレートにアルミホイルで作ると、Tangiersほどでは無いが確かにDouble Kickという商品名も理解できるな、という感じのキックがあるのは面白かった。
ただ、本当に2倍の重さかと言われると少し微妙で、個人的には良くて1.5倍ぐらいな気がした。また、シリコンボウルとKaloud Lotusで作ると、ちょっと違いが分かりにくい可能性がある。
重さが変わっているのに、香りや煙の質や安定感などの重さ以外の要素が普通のAFと同じなのは本当に優秀。普通のAFと全く同じように扱うことができる。
もっとも、入手性の点で難があるので、わざわざ労をとってこれを買う必要があるかと言われると、少し微妙な気はする。

down

コメントする




ボウルごとの作り方や火の調節



カテゴリー

2024年4月
« 3月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930