シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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Kaloud Lotusの基本的な使い方や特徴について

time 2015/09/30

Kaloud Lotusの基本的な使い方や特徴について

それぞれのボウルの火の調節についての記事に書いた方法で概ね問題無いはずだが、そういえばKaloud Lotus自体について書いていなかった。
ボウルのレビューも10種類終わったことだし、今回はKaloud Lotusの基本的な使い方について書こうと思う。

Kaloud Lotusを使うのであれば、ボウルはSilikon Hookah BowlKaloud SamsarisPhunnel regular、新しくなったVortex 1.5、このどれかになると思う。Vortex 1.5は持ってないので、そのうち買ってレビューする。 
 
(使い方の大まかな流れ)
① 炭を入れたKaloud Lotusをボウルにセットして数分放置
② 2~3度ほどゆっくりと吸って煙の調子を確認し、本調子の5~7割ほどの煙が出ることを確認する
③ Kaloud Lotusをどけて、中のフレーバーをひっくり返す。Kaloud Lotusを置く
④ 再び数分放置
⑤ ゆっくりと吸って煙の調子を確認し、煙と香りが本調子になったら普通に吸う
⑥ 吸い始めて15分と25分あたりで、中のフレーバーをひっくり返す作業を行う 
 
 
(使い方の補足)
好みや使うフレーバーの量によっては、②の時点で煙が本調子になっていると感じることもあると思う。その場合、③以降は飛ばして普通に吸っても良い。ただ、個人的には、中のフレーバーをひっくり返して再び放置する作業を行った方が、序盤の香りのノリが良いと思う

ゆっくりと吸って煙の調子を確認する作業には、フレーバーを温める効果が少しあるため、これを行った方が煙が早く本調子になることが多い。ただし、放置せずに、ゆっくりと吸う作業だけでフレーバーを温めるのは無理である。これをやると、いつまでたっても煙が本調子にならず、運が悪いと煙がピークに達した頃には香りが抜けているということが起こる。
煙の調子については、煙を吐いた時の感覚が一番だが、ボトルの中の本体がどの程度煙で隠れて霞んでいるかも参考になる。

Kaloud Lotusの裏側に燃えたフレーバーがゴッソリくっついてくる時は、フレーバーを入れすぎていると思って良い
圧縮気味に詰めることでも解決できるが、Kaloud Lotusで作る場合はフレーバーの間を熱い空気が良く通るようにフンワリめに詰めた方が調子が良いことが多いので、使うフレーバーの量を減らすのが無難だろう。このあたりは好みによると思う。

吸い始めて15分と25分あたりで中のフレーバーをひっくり返す理由は、これぐらいのタイミングだと底の方のフレーバーがフレッシュで、煙と香りの持ち直し度合いが良いからである。

コンロなどに置いて火にかけっぱなしにしておくと、ドロドロに溶ける
温めてから使ったら調子が良いかと思って、七輪に入れておいたことがあるが、気づいたら見るも無残な姿になっていた。炭を入れてボウルの上に置く以外の使い方は絶対にしない方が良い
もっとも、10秒ちょっとならコンロにかけておいても問題ない。ただ、この操作には意味が無いので、やはりオススメしない。Kaloud Lotusを触りながら炭を入れると分かるが、10秒程度で触れない熱さになるので、20秒もすれば必要な温度に達しているものと思われる。この20秒程度の差が何かに影響するとは考えにくいので、溶けるリスクを考えるとこの操作をする意味は無い。
この操作をするぐらいなら、シリコンボウルを何分か湯につけておく方が良い。この方が、わずかだが煙が本調子になるまでの時間が短縮されるし、少しだけボウルのニオイも取れる。破損のリスクも低い。
いずれにせよ、個人的には変なことはせずに普通に使うのが良いと思うが。 
 
 
(長所)
① 香りが非常にクリアに出る
Kaloud Lotusを使う上での一番の長所。アルミホイルで作るより、構造的に炭の黒くなった面から出る雑味を吸い込みにくいため、香りが非常にクリアに出る。

② 火の調節が楽
上のファンを閉めると温度が上がり、開くと温度が下がる。
焦げた時は、ひとまず上のファンをどけて、中のフレーバーをひっくり返す作業を行うと良い。そのまま上のファンをどけた状態でしばらく吸うか放置すると、割とすぐに煙と香りが落ち着く。 
 
 
(短所)
① 煙が本調子になるまでに時間がかかる
上記のように、煙を本調子にするのにいくらかの操作とコツが必要で、アルミホイルで作るときと比べると時間と手間がかかる。

② ピーク時の煙と香りの濃さでPhunnel系に劣る
一本を通して全体で見た時の香りのクリアさはPhunnel系に勝るが、ピーク時の煙と香りの濃さに関してはPhunnel系をアルミホイルで作った時の方が一回りドッシリと出て良い。
特にこの違いはFumariを作った時に顕著で、Kaloud Lotusを使って作ると、Fumariの特徴である煙の質を完全に引き出すのが難しい。また、煙は出るが香りのノリが悪いという現象も起こりやすい。もっとも、全然吸えないワケではないし、どういう煙が好みかによる気もする。

③ 使うボウルが限られる
上記のように、Silikon Hookah Bowl、Kaloud Samsaris、Phunnel regular、Vortex 1.5、これ以外のボウルでは座りやハマりが悪い。そのため、脇から余計な空気が入ってきて、煙と香りが薄まってしまう。 
 
 
(総評)
最初は面倒くさいと思ったが、香りのクリアさが良いので、いつの間にかシリコンボウルとKaloud Lotusの組み合わせをメインで使うようになっていた。ピーク時の煙と香りの濃さはPhunnel系に劣るものの、香りがクリアに出て火の調節も楽なため、フレーバーのレビューをする際に非常にやりやすくて良い。
AFのMintをガッシリ吸いたい時やFumariを作る時は、他のボウルを使うことが多い。
ちなみに、個人的にはKaloud Lotusと使うボウルはSilikon Hookah Bowlが良いと思っている。Samsarisより作るのが楽で、途中で中のフレーバーをひっくり返す作業がやりやすいのが良い。また、Phunnel regularより本体に対するボウルの座りが良く、ボウルに対するKaloud Lotusの滑りにくさが良い。
いくらかの面倒はあるものの、それに見合うメリットがある。

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ボウルごとの作り方や火の調節



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