シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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Lavoo / Dark Mint(ダークリーフの香りを活かしたキレのある清涼感、やや甘め)

time 2017/01/22

Lavoo / Dark Mint(ダークリーフの香りを活かしたキレのある清涼感、やや甘め)

香りについて

キリッとした冷たい清涼感で、煙を吐いている最中に鼻腔でダークリーフの香りが感じられる。やや甘め。
清涼感自体はシャープで冷たいが全体に甘めなので、Alchemistあたりの透明感のあるMint系と比べると、モワッとしたマイルドさが強い。
ダークリーフを使ったフレーバーでは無いので最終的な印象は別物であるが、香りのみで見ればAF GoldenのFresh Mintに近い作りだと思う。
ノドで感じるのは清涼感と甘さのみだが、煙を吐いている最中に鼻腔でダークリーフの香りをシッカリと感じられる。
ダークリーフを使っていることによるLavooのベースの香りは、少し湿った落ち葉のような感じ。FS Castroと比べるとそれ自体に少々の甘さがある。
ただ、他のLavooのフレーバーと比べてもベースの香り以上に甘さを感じるので、やはりフレーバー自体にも甘さが加えられている。
ちなみに、序盤のみ微かにビターさをノドで感じるが、10分も経たないうちに薄れて分からなくなる。
清涼感は強いが、ダークリーフの香りもそれに負けずシッカリと活かされている。なかなかオツな作り。
 

煙について

煙の量と質はLavooの平均。割とウェットな煙の質だが、Fumari程では無くモッタリしすぎておらず調度良い。
序盤は清涼感が強いためノドへの当たりが強いと感じるかもしれないが、清涼感が薄れてからの煙の質はいたってスムーズ。
タバコ的な重さはLavooの平均。おおよそAFの1.3倍ぐらいの重さ。Tangiers NoirやSBVよりは軽い。
香りの持ちはLavooの平均に劣る。トータルで見れば甘さとダークリーフの香りは良く続くが、清涼感が薄れだすのが少し早い。香りの変化が大きい。
安定感は問題無い。Kaloud Lotusであれば適当にしていても焦げることは少ない。
清涼感が薄れだすのが少し早いのは不満だが、煙の質などは今の流行に乗った吸いやすさ。
 

(総評)81点

個人的にはLavooのDouble Dark Mintより、こちらの方が好きだった。
流石にDouble Dark Mintは清涼感が強すぎてダークリーフの香りが感じられにくく、FMLあたりからの流行を受けたものとは言え、ちょっとやり過ぎだと感じた。とにかく濃く強いのをドーンみたいな流れは、いかにもアメリカといった感じで、個人的には奥ゆかしさや趣きに欠ける気がする。
その点で、こちらは清涼感の奥にシッカリとダークリーフの香りが感じられて良かった。Mint系は他のフレーバーよりもダークリーフの香りがハッキリと出るため、その特徴が浮き彫りになって面白い。
もっとも、LavooのDouble Dark Mintも強烈な清涼感が続くのは最初の10~15分だけで、以降はほとんどDark Mintと同じ感じになる。そう考えれば1種類で2度美味しいのかもしれない。
ライトで垢抜けた感じのダークリーフの香りを求めるのであればAB StoutのStone Mintを、ややクセはあるがラフで力強いダークリーフの香りを求めるのであればFS CastroのCana de Mentaを選ぶと良いだろう。もちろん定番であるTangiersのCane Mintも美味しい。
エグくない程度に土っぽいダークリーフの香りあれば、これを試す価値はある。

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