シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

シーシャ・水タバコについてのブログ。フレーバーのレビュー 500種類以上、ボウルのレビュー、ボウルごとの作り方や炭の調節、テクニックなど。

Tangiers Noir / Steve’s Mix(Lavender系とHoney系のMix、ややマッタリした甘めの仕上がり)

time 2024/01/16

Tangiers Noir / Steve’s Mix(Lavender系とHoney系のMix、ややマッタリした甘めの仕上がり)

香りについて

Lavender系:Honey系=3:2ぐらいのMixみたいに感じた。
Lavender系の香りがハーブティー用の乾燥ラベンダーやドライフラワーのラベンダーのような香りで、ハッキリしていて良い。TangiersのLeviathanのそれと似ている。
TFDのLavender Mintはラベンダーの精油のような感じだったが、それよりも生活していて口に入ってくるラベンダーの香りに近い印象で、それと言われて想像しやすい香りだと思った。
煙を吐いている最中に、Lavender系の香りと並んで、口に入れずに外から嗅いだ時のハチミツあるいはメープルシロップのような香りが感じられる。最近見かけないAFのHoneyなんかと比べると、かなり再現度が高い。
ちなみに、ググってみたらLavender系とVanilla系のMixと書いてあるのも散見された。そう言われてみると確かに甘さの強いVanilla系っぽい気もするが、個人的にはHoney系っぽい香りに感じた。
ただ、部屋に残る香りがかなりメープルシロップっぽいので、その点と併せても、Vanilla系よりはHoney系に近い香りなのではないかと思う。このあたりの感じ方は少し個人差が出そう。
なお、Tangiersのベースの香りは目立たない。乾燥ラベンダーやドライフラワーっぽさの中に上手く溶け込んでいる。
Lavender系とHoney系のMix、ややマッタリした甘めの仕上がり。

煙について

煙の量と質はTangiersの平均。
過度なウェットさの無い、ほどほどにソリッドな煙。少々の酸味も手伝って、Tangiersらしいなという吸いごたえ。
タバコ的な重さは今の箱のTangiers Noirの平均。箱のパッケージになってから1度グッと軽くなり、それから以前のパッケージ程ではないが少しずつまた重くなってきている。
香りの持ちはTangiersの平均。時間による香りの変化も少ない。時間と共に順当に薄れていく感じ。
安定感はTangiersの平均か、それに少し劣る。火が強すぎるとHoney系の部分が崩れるのか、変な酸味が出る。気持ち弱めの火加減で維持するだけなので、火の調節は難しくない。
ボウルによる香りの出方には少々の差がある。シリコンボウルで作るとHoney系っぽいマッタリした甘さやモワッとした感じが強く出る。陶器のPhunnel系で作る方がスッキリと出てLavender系の香りが分かりやすい。このへんは好みの問題。
ボウルによって香りの出方が少々異なるが、その他は平均的なTangiersの煙と言ったところ。可もなく不可もない。

(総評)80点

Mixのチョイスが良く、かなり楽しめた。
個人的には、Honey系の香りの甘さがもう少し控えめで、もっとLavender系の香りが前に出ていたら良かったのにな、みたいなことは思った。とはいえ、ちゃんとLavender系の香りは分かるので優秀。
ちなみに、TangiersのBlitzstrumは途中で香りが変わったのか何なのかよく分からないが、一時を境にTangiersのWintergreenみたいな湿布っぽい香りが強くなりLavender系っぽさが分かりにくくなった。また、TangiersのLeviathanは最近売っているのを見かけない。
このあたりを考えると、Tangiersの中でLavender系の香りを探しているのであれば、現状ではこれが第一選択になる気がする。なお、Tangiersのベースの香りが苦手であれば、TFDのLavender Mintが良いと思う。そもそもLavender系の香り自体が珍しいので、その時点で価値がある。
TangiersのLeviathanTFDのLavender Mint、このあたりが好きならば試す価値は大きい。

down

コメントする




ボウルごとの作り方や火の調節



カテゴリー

2024年5月
« 4月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031