シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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StarBuzz Serpent / Rogue(ダークリーフによるシリーズの特徴が良く出ており、やや引き締まった感じのMelon系)

time 2017/11/22

StarBuzz Serpent / Rogue(ダークリーフによるシリーズの特徴が良く出ており、やや引き締まった感じのMelon系)

香りについて

Melon系単体の香り。他社のMelon系と比べると、少しマッタリした甘さが控えめで、いくらか薄味め。
多くのMelon系は濃いめの香りで甘さも強いので、他社より少し薄味ではあるがMelon系の香りであることはハッキリと分かる。
基本的にはSBVのHoney Dew Meのような、メロンカルピス原液のメロンの香り部分っぽい香りがメインだが、それと比べると微かな渋味がある。
このあたりの渋味は、ナハラやSBのCantaloupeのようなAFのMelonよりも一世代ほど前のMelon系に特有のもので、最近のMelon系には珍しいテイストだと思う。
SB Serpentは他のダークリーフのフレーバーと比べるとベースの香りがスモーキーで甘さ控えめなので、それも相まってMelon系としては少しキリッと引き締まった仕上がり。
Melon系の香りの濃さが調度良く、確かにMelon系とハッキリ分かるが、その奥にシッカリとKettle Fire Curedによるダークリーフの香りも感じられる。
ダークリーフによるシリーズの特徴が良く出ており、やや引き締まった感じのMelon系。

煙について

煙の量と質はSB Serpentの平均。
Melon系としては少し甘さが控えめであるため、甘さがノドに残る感じも少し控えめで、Melon系としてはややソフトか。
タバコ的な重さはSB Serpentの平均。AFの1.4~1.5倍ぐらいの重さだと思う。おおよそTFDと同じぐらいの重さで、SBVよりは少し重い。
香りの持ちはSB Serpentの平均か、それより少し長い。時間による香りの変化は小さい。下記のように少し弱めの火加減で維持する必要があるので、その影響もあると思う。
安定感はSB Serpentの平均に少し劣ると思う。Melon系は火の調節が難しいものが多いが、これも火加減が強すぎると酸っぱい感じや渋味が強く出て香りが崩れる。
最初に詰めるときと中のフレーバーをひっくり返す作業をする際、やや圧縮気味にしてフレーバーの表面とKaloud Lotusの底面との距離を大きめにする方が無難。
ちなみに、シリコンボウルで作った方がMelon系の香りが強く出て、陶器のPhunnel系で作るとクドさのないスッキリしたダークリーフの香りが強く出る。個人的にはシリコンボウルで作る方が万人受けすると思う。
中盤までは火加減に少し気を使う必要があるが、このへんは他社のMelon系も同じ。他社のMelon系より少しだけ煙の質がソフト。

(総評)72点

個人的にSB Serpentのダークリーフの香りが割と好きなので、普通に楽しめた。ただ、好みは分かれると思う。
やはり他社のMelon系と比べるとダークリーフの香りが強く、Cantaloupe系の渋味も少々あり、よくあるMelon系とは異なる香り。
同じくダークリーフを使ったMelon系ではあるが、SBVのHoney Dew Meのような分かりやすい香りを期待すると、違和感を覚えると思う。
ちなみに、SB Serpentはシリコンボウルで作るとフレーバー自体の香りが出やすく、陶器のPhunnel系で作るとダークリーフの香りが強めに出やすい傾向にある。
このあたりはTangiersと似ているが、Tangiersのような醗酵が進んだ土っぽい香りはせず、割とスッキリしたスモーキーな香りなのでクセは少ない。
SB SerpentのSkullもそうだったが、これも少し控えめに着香されており、ダークリーフの香りを活かす前提で作られている印象。
Kettle Fire Curedされたダークリーフの香りを、やや渋好みするMelon系の香りと一緒に楽しみたいのであれば、試してみても良いだろう。

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ボウルごとの作り方や火の調節



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