シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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Nirvana Eclipse / Pavo(ソフトさに振り切ったオレンジミント)

time 2023/09/13

Nirvana Eclipse / Pavo(ソフトさに振り切ったオレンジミント)

香りについて

ソフトさに振り切ったOrange系。酸味がほとんど無く、甘さの部分に丸みがあるのが特徴。
強いて言うなら、少し濃くした酸味のないバヤリースのオレンジジュースのような香り。よく言えば、酸味がほとんど無く甘さの強い和ミカンみたいな感じのだろうか。
多くのOrange系は酸味や後味の少々のビターさがあり、爽やかな感じのキリッとした香りであることが多いが、それとは異なる系統のOrange系。マッタリとまでは言わないが、クラシックなOrange系とは違って丸みのある甘さが強い。
この手のソフトさに振り切ったOrange系も、数は少ないが確かに昔からあった。今も作られているのか微妙だが、FumariのOrangeなんかがこの系統だったように思う。
そこに、Nirvana EclipseのElaraにも見られたグリーンな香りがあるMint系が混じる。グリーンな香りは割と強めで、煙を吐き終える時にそこそこハッキリと感じられる。清涼感の強さはAFの1/3ぐらいで、割と控えめ。
Nirvana EclipseのJanusもMint系のグリーンな香りが強く、それにWatermelon系のウリ臭さが合わさってアクセントが出ていた。ただ、これに関してはOrange系とMint系のグリーンな香りの間に相乗効果のようなものは無く、普通に混ぜてあるだけという感じだった。
最近は見かけないソフト方面に振り切ったOrange系に、グリーンな香りの強いMint系が少々。

煙について

煙の量と質はNirvana Eclipseの平均。
ややウェットさの強い煙で、わずかだが後半にグリセリンっぽさが口の周りに残る。
タバコ的な重さはNirvana Eclipseの平均より軽い。Lavooみたいな明るい茶色でカットが非常に細かい葉だった。AFと同じか、それより少し重いぐらい。
香りの持ちはNirvana Eclipseの平均。シンプルな香りなので、時間による香りの変化も少ない。一定して薄れていく。
安定感はNirvana Eclipseの平均。割と高温にも耐えるので、Kaloud Lotusを使っているのであれば適当で大丈夫。
シリコンボウルと陶器のPhunnel系で、香りの出方に大きな違いは無かった。シリコンボウルで作る方が、より丸みのある甘さが分かりやすく出ると思ったが、陶器とシリコンの差という感じ。好みの問題。
Lavooみたいな葉のNirvana Eclipseの煙、その平均。

(総評)70点

こういう穏やかなタイプのOrange系もあったなぁ、などと思った。ちなみに、Pavoはクジャク座のこと。
個人的にOrange系を吸うときは、酸味などによるボディはあるがサッパリした甘い香りが吸いたいときなので、ソフトさに振り切ったこれは少し物足りないと感じた。
とはいえ、オレンジソーダがモチーフだったNirvana EclipseのHydraみたいに少し人を選びそうなケミカルさやクセがあるわけではないし、それでいてOrange系の香りであることは分かるので、他社の多くのOrange系より吸いやすいという点では価値があるかもしれない。
TFBのMoro ZestFumariのOrange、このあたりの酸味が控えめでソフトな仕上がりのOrange系が好きならば、試す価値はある。

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ボウルごとの作り方や火の調節



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