シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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Tangiers Noir / Peach Iced Tea(ダージリンのような華やぎのある香りがホンノリするのが特徴)

time 2017/08/31

Tangiers Noir / Peach Iced Tea(ダージリンのような華やぎのある香りがホンノリするのが特徴)

香りについて

AFSEのJuicyと似た、中東のPeach系とアメリカのPeach系の中間ぐらいのピーチの香りがメイン。
Peach系の香りの輪郭は割とハッキリしているが、SBのPeach系のようなアメリカっぽいWhite Peach系に特有のスッとしたキレなどは無く、それらよりマッタリした甘さが強くい。ケミカルさは割と控えめ。
煙を吐き終える時に、ダージリンのような華やぎのある香りがホンノリと感じられるのが特徴。Earl Grey系のようなベルガモットの香りはしない。
マッタリしたPeach系の甘い香りの尾がかぶさって紅茶系の香りは少し隠れ気味ではあるが、Tangiersのベースの香りとの相性は良く、それに後押しされている。TangiersのGreen Apple Teaと比べると、紅茶系の香りはハッキリしている。
他社の多くの紅茶系Mixのフレーバーと同様、紅茶系の香りは隠し味程度ではあるが、これによりPeach系の後味のクドさが抑えられている感があるため、やはり一定の仕事はしていると感じる。
紅茶系の香りは分かりにくいが、意識して吸えば感じられるし、慣れてくれば商品名も納得の香り。

煙について

煙の量と質はTangiersの平均。
マッタリしたPeach系の甘さは強いが、そのせいでノドに甘さが残ってイガイガしたりはしない。
タバコ的な重さはTangiers Noirの平均で重い。おおよそAFの2.0~2.2倍ぐらいの重さ。Nirvanaよりは流石に軽いが、SBVやAB Stoutよりずっと重い。
香りの持ちはTangiersの平均か、それより少し長い。元の香りが濃いからか、やや持ちは良い印象。時間とともに順当に薄れていくため香りの変化も少ない。
安定感はTangiersの平均。いくらか弱めの火加減で維持する方が紅茶系の香りが出やすいと感じたが、焦げたり崩れたりはしにくい。
Tangiersの平均といった感じで、可もなく不可もなし。香りの持ちが少し長いのは良い。

(総評)77点

個人的にPeach系に思い入れは無いが、割と商品名にも納得のいく香りで、何を目指したかは伝わってきた。
隠し味程度ではあるが、紅茶系の香りによってPeach系の後味のクドさが少し抑えられているのが良かった。紅茶系の香りとTangiersのベースの香りの相性も良いし、Mixのバランスは地味に良いと思う。
ちなみに、AFSEのJuicySBVのMorning Breezeを2:1ぐらいで混ぜると、似たような作りのMixが出来る気がする。
紅茶系の香りのおかげでベースの香りのクセも抑えられているし、これを気に入る人は結構いると思う。
AFSEの66LavooのSouthern Peachあたりが好きならば、試す価値はある。

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ボウルごとの作り方や火の調節



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