シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

シーシャ・水タバコについてのブログ。フレーバーのレビュー 500種類以上、ボウルのレビュー、ボウルごとの作り方や炭の調節、テクニックなど。

MustHave / Frosty(純粋かつ非常に強烈な清涼感、そこにややボディが強めのダークリーフの香りが混じる)

time 2021/08/01

MustHave / Frosty(純粋かつ非常に強烈な清涼感、そこにややボディが強めのダークリーフの香りが混じる)

香りについて

純粋かつ非常に強烈な清涼感。AFBMのPolar FreezeAzBのAlaskan Iceと非常に似ている。
甘さやビターなど一切無く、AFのMintのようなマットなテイストも無い。非常にクリアでシャープな清涼感。そこに微かなダークリーフのアンダートーンが加わる。
ノドの奥が冷たくなる感じが非常に強く、連続で吸っていたらかき氷を急いで食べたときのように背中のあたりがキューっとなった。
AFBMのPolar Freezeと比べると清涼感が少しだけ弱い気がするので、おおよそAzBのAlaskan Iceと同じぐらいの清涼感の強さだと思う。
上記の2つと比べ、ダークリーフによるベースの香りが少し強いのが特徴。Tangiersほどではないのでクセなどは感じないが、AzBよりは主張や存在感が強い。
15分ぐらい経って清涼感が少し落ち着くと、ややボディが強めで微かに甘いふっくらした腐葉土のような香りが前に出て、それが感じられる。
クセが出ない程度にベースの香りがシッカリしたダークリーフで作ったAFBMのPolar Freezeという感じ。

煙について

煙の量と質はMHの平均。
序盤は清涼感が非常に強いので、ノドの奥の方で冷たさによる当たりの強さを感じるが、煙の質自体はMHの平均でウェット。
タバコ的な重さはMHの平均。Tangiersより軽いが、AzBよりは少し重い。
香りの持ちはMHの平均。時間とともに清涼感が薄れてダークリーフによるベースの香りが分かるようになってくるので、時間による香りの変化は少々。個人的には悪くない楽しめる香りの変化だと思う。
安定感はMHの平均。序盤で火が強すぎると清涼感が強く出すぎて深く吸い込むのが痛かったりするが、焦げたり崩れたりはしにくい。
ボウルによる香りの出方に大きな違いはない。シリコンボウルの方がモワッとした煙で、陶器のPhunnel系の方がよりキレが良く出るが、シリコンと陶器の差だなという感じ。
個人的には、シリコンボウルの方が高温を安定して維持しやすいため、序盤の強烈な清涼感をハッキリと出しやすいとは思った。もっとも、このへんは調節の手間の問題。
清涼感によるノドの冷たさはあるが、その他は平均的なMHの煙といったところ。

(総評)90点

AFBMのPolar FreezeAzBのAlaskan Iceと非常に似ており、使い勝手が良い。
Polar Freezeと比べると清涼感が少しだけ弱い気がするので、強烈な清涼感が大丈夫ならAlaskan Iceと同様に単体でも普通に吸える。
その点ではPolar Freezeより汎用性が高いかもしれないが、強いクセなどは無いもののPolar Freezeとは違ってダークリーフの香りがある。このへんは好みの問題。
ややボディが強めで微かに甘いふっくらした腐葉土のようなダークリーフの香りが特徴の、純粋かつ非常に強烈な清涼感。
AFBMのPolar FreezeAzBのAlaskan Iceが好きならば、試す価値は大きい。

down

コメントする




ボウルごとの作り方や火の調節



カテゴリー

2024年4月
« 3月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930