シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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Oduman Blend / Choco Orange(Orange系:Chocolate系=3:2ぐらいのMix、Coffee系っぽいビターさが少々あるのが特徴)

time 2023/08/10

Oduman Blend / Choco Orange(Orange系:Chocolate系=3:2ぐらいのMix、Coffee系っぽいビターさが少々あるのが特徴)

香りについて

Orange系:Chocolate系=3:2ぐらいのMix。Coffee系っぽいビターさが少々あるのが特徴。
メインはOrange系で、AFのOrangeほどではないが酸味がシッカリした割とクラシックな作り。中東の会社のOrange系によくある香りという感じ。
Chocolate系の香りは、Coffee系に見られる何かを焦がしたようなテイストが強め。AFのChocolateなどの一昔前のChocolate系によくある、ココアシガレットのような駄菓子っぽい香りとは異なる。
この手のCoffee系っぽい焦げたテイストの入ったChocolate系は、ここ数年でアメリカの会社からちょこちょこ出ているタイプ。SBBのBrownieAzBのChocolate Cakeあたりと近い作りだと思う。
Coffee系っぽいビターさのあるテイストで、ダークチョコレートっぽいChocolate系を目指したのだろうと思う。ただ、ちょっとCoffee系っぽいテイストが強すぎる気もする。
かなり前向きに解釈すると、果肉の部分ごとドライにした輪切りのオレンジに甘さ控えめのダークチョコレートをかけたものという感じの香り。

煙について

煙の量と質はOdumanの平均。
他のOdumanのフレーバーと同様、中盤を過ぎたあたりで口の周りに残る感じのグリセリンっぽさが目立つ。よく言えば非常にウェットな煙の質。
タバコ的な重さはOdumanの平均。AFと同じぐらいの重さ。
香りの持ちはOdumanの平均か、それより少し長い。中盤を過ぎたあたりでOrange系の酸味が先にピークアウトするので、時間による香りの変化は少々ある。
安定感はOdumanの平均。Kaloud Lotusを使っているのであれば、火の調節で苦労することは少ないと思う。
ボウルによる香りの出方に大きな違いは無い。単に陶器のPhunnel系とシリコンボウルの差だな、という感じ。
平均的なOdumanの煙と言ったところ。

(総評)65点

個人的にChocolate系に思い入れが無いので、まぁこんなもんかという感じだった。
Coffee系っぽいビターさやOrange系のハッキリした酸味など、個々の香りの主張や輪郭がハッキリしている。全体に濃いめで分かりやすいのは良かったと思う。
ただ、個人的にCoffee系が苦手というのもあるとは思うが、Chocolate系と言い切るにはCoffee系っぽいビターさが少し強すぎるような気もした。もっとも、このへんは人それぞれの感じ方によると思う。これによりダークチョコレートっぽい香りになっていて再現度が高まっていると感じる人もいるだろう。
いずれにせよ、他社のChocolate系も再現度の点ではどれもイマイチなので、別にこれが特別に変だとか良く出来ているみたいなことは無い。こういうChocolate系とOrange系のMixもあるだろうな、という感じ。
Chocolate系とOrange系のMixは地味に珍しいので、その点では価値があるかもしれない。TFDのOrange Seville CoffeeSBVのOrange Chocolate、このあたりが好きならば試してみても良いだろう。

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ボウルごとの作り方や火の調節



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