シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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Oduman Blend / Double Grape(後味が少し吸いやすく改善されている点も含め、他社によくあるGrape系といった仕上がり)

time 2023/08/15

Oduman Blend / Double Grape(後味が少し吸いやすく改善されている点も含め、他社によくあるGrape系といった仕上がり)

香りについて

AFのGrapeを下敷きにした、よくあるGrape系の香り。
AFのGrapeと似たようなハッキリした強めの甘さと香りの濃さだが、それよりも煙を吐いたあとにノドや鼻の奥に残る渋みや酸味が少し控えめ。
最近のGrape系はこの渋みや酸味の感じを控えめにして、後味のエグさを抑えてあるものが多いので、これもその1つという感じ。
AFのGrapeはそういう香りとして定着しているが、個人的には後味の渋みや酸味は長く吸っているとクドく感じて飽きる原因、アクの強さや雑味っぽさだと思っているので、そのあたりが少し控えめなのは良いと思った。
ただ、それならMALAKIのGrape MintやGrapeのように、後味の渋みや酸味をもっと無くす方向に振り切ればよかったのに、と思う。無難というか、半端な仕上がりという印象が否めない。特徴が無い。
上記のように後味が少し吸いやすく改善されている点も含め、他社によくあるGrape系の1つという感じ。良くも悪くも無難。

煙について

煙の量と質はOdumanの平均。
他のOdumanのフレーバーと同様、中盤を過ぎたあたりで口の周りに残る感じのグリセリンっぽさが目立つ。よく言えば非常にウェットな煙の質。
タバコ的な重さはOdumanの平均。AFと同じぐらいの重さ。
香りの持ちはOdumanの平均。シンプルな香りなので、時間による香りの変化も少ない。時間とともに一定して薄れていく。
安定感はOdumanの平均。火が強すぎると後味の渋みや酸味が少し目立つが、Kaloud Lotusを使っているのであれば、火の調節で苦労することは少ないと思う。
ボウルによる香りの出方に大きな違いは無い。単に陶器のPhunnel系とシリコンボウルの差だな、という感じ。
平均的なOdumanの煙と言ったところ。

(総評)63点

よくあるシーシャのGrape系という感じで、これといって特筆すべきことが無い。
AFのGrapeよりも後味の渋みや酸味が控えめで、長く吸っていてもクドく感じにくいのは良い。とはいえ、これも最近の他社のGrape系はどれもそんな感じの作りなので、その1つという感じ。
そのあたりを考えると、MALAKIのGrapeやGrape Mintは後味の渋みや酸味をより無くす方向に振り切っていて、他社のものより細部が作りこまれていて完成度が高いと思った。
MALAKI 以外の他社のGrape系と比べて、大きく劣っている点も優れている点も無い。特徴が無く良くも悪くも無難なので、特にこだわりが無いのであればこれを選んでも良いだろう。
個人的には、Grape系で当たりを探しているのであれば、MALAKIのGrape MintやGrapeを試すのが良いのではないかと思う。
Odumanの煙が好きなのであれば、これを試してみても良いだろう。

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ボウルごとの作り方や火の調節



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