シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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Alchemist Blend Stout / Mr.Mike’s Root Beer Float(ややサッパリめのルートビアの香り、開封直後は序盤の煙の質に問題がある)

time 2018/04/21

Alchemist Blend Stout / Mr.Mike’s Root Beer Float(ややサッパリめのルートビアの香り、開封直後は序盤の煙の質に問題がある)

香りについて

ルートビア、あるいは湿布のような香り。
強いて言うなら、Cinnamon系に似た香りを少し甘くして、湿布の香りを混ぜたような感じだろうか。
商品名にはFloatとあるが、アイスクリームやCream系を思わせるテイストは特にせず、普通にルートビアの香り。
意識すると煙を吐き終えるときに微かにCream系のテイストを感じる気もするが、下記のような煙の質に押されており、いずれにせよ非常に分かりにくい。
また、AB Stoutだからか、湿った朽木のようなベースの香りがやや強め。ただ、湿布の香りと相性が良いかと言われると微妙。
個人的にはSBVのRoot Beerの方が甘さがハッキリしておりベースの香りも悪目立ちしていないので、これより分かりやすく再現度が高いと思った。
確かにルートビアだと分かる香りだが、フレーバー自体の香りとベースの香りが少しぶつかっており、下記のように煙の質にも問題がある。

煙について

煙の量はAB Stoutの平均だと思う。煙の質はAB Stoutの平均に劣る。
TFDのPineappleを始めとする一部のTFDの開封直後に見られた、気管支が痛くなるタイプの煙の質。そのせいで煙の量を出しにくい。
ただ、開封して2週間ほど経つと落ち着いて、火の調節で何とかなるレベルにはなる。かなり前向きに解釈すれば、炭酸のチクチクの表現と受け取れなくもない。
タバコ的な重さはAB Stoutの平均。おおよそAFと同じか、それより少し重いぐらい。他社のダークリーフのフレーバーと比べると軽い。
香りの持ちはAB Stoutの平均より長い。ただ、煙の質の関係で弱めの火加減で維持することを余儀なくされるため、それによる影響だと思う。時間による香りの変化は少ない。
安定感はAB Stoutの平均に劣る。火加減に応じて煙の質のトゲトゲしさも強くなるため、煙の量を出しにくい。弱めの火加減から始めて様子を見るのが無難だろう。
煙の質とそれによる扱いにくさなど、AB Stoutとしては問題のある煙。

(総評)45点

個人的にはSBVのRoot Beerの方が方向性がハッキリしていて好きだった。
開封して2週間ほど経てば落ち着くものの、やはり煙の質が気になるし、フレーバー自体の香りとベースの香りが少しぶつかっているのも気になる。
Root Beer系のフレーバーは、これとSBVとHookahfinaから出ているものぐらいしか思いつかない。その点では貴重だが、煙の質などの点で他に劣る。
なお、湿布のような香りが入っているフレーバーは、これの他にAlchemistのRussian MuleSBのWinter FreshHard Rushあたりがある。だから何だという感じだが。
店での様子を見ていると、あまりRoot Beer系は人気が無いので、よほど好きでない限りこれからチャレンジする意味は薄いと思う。
個人的にはRoot Beer系であれば、まずはSBVのRoot Beerを試すことをオススメする。

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