シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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MYA / Groovy Grape(中東の会社にありそうなグレープミントの香りだが、よりサッパリめにまとまっている)

time 2020/04/08

MYA / Groovy Grape(中東の会社にありそうなグレープミントの香りだが、よりサッパリめにまとまっている)

香りについて

大枠ではAFのGrape with Mintと同じ作りだが、それよりも渋みや甘さがずっと控えめでスッキリしている。
Grape系の香りは、AFのGrapeを下敷きにした中東の会社によくあるGrape系の香り。ただ、AFのGrapeよりも煙を吐くときにノドで感じる酸味や渋みの感じが控えめで、甘さもサッパリしている。
それでいて甘さや渋み以外のGrape系の中核を成す香りの濃さはそのままなので、AFのGrapeから余計な甘さと後味のエグみを抜いたような香りだな、と個人的には思った。
そこにグリーンな香りやSpear Mint系の香りなどの無い純粋な清涼感が混じる。清涼感の強さ自体はAFのMintの1/3ぐらいだろうか。
作りはAFのGrape with Mintに近いが、あちらはAFのMintに見られたグリーンな香りが少々あり、マッタリめの甘さやGrape系の渋みや酸味も強いので、その点で異なる。
中東のフレーバーにありそうな典型的なグレープミントの香りが、甘さや後味の渋みなどを抑えてサッパリめにまとまっている。

煙について

煙の量と質はMYAの平均。
AF GoldenのGrapeなどは甘さがノドに残って少しイガイガしたりするが、そういったことは無い。
タバコ的な重さはMYAの平均。SBのスタンダードラインと同じぐらい。AFより気持ち軽い。
香りの持ちはMYAの平均。時間による香りの変化も少ない。時間とともに順当に薄れていく。
安定感はMYAの平均。あまり火が強すぎると甘さが出すぎて少しノドに障る感じはあるが、火の調節は難しくない。
ボウルによる香りの出方に大きな違いは無い。一応、陶器のPhunnel系で作る方が、煙の質的によりスッキリと出るかな、という程度。
平均的なMYAの煙といったところ。

(総評)78点

Grape系としては全体にサッパリめで、結構楽しめた。Grape Mint系の1つの典型といった出来なので、吸っていて何となく懐かしいとも思った。
ただ、AFのGrape with Mintと似ていると言えば似ているものの、実際に吸い比べてみると細部は結構違った。
個人的にAFのGrapeは強めの甘さや煙を吐くときの酸味や渋みが、長く吸っていると少しずつクドく感じてしまうので、そのあたりが控えめでスッキリと仕上がっているのが良かった。
基本的にはAFのGrape with Mintをはじめとする中東の会社にありそうなGrape Mint系の香りが好きな人向けだが、その中でもサッパリした仕上がりのものを探しているのであれば気に入るだろう。
Nu HookahのGrape MintAFSEのVirgin Grapeあたりが好きならば、試す価値はある。

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ボウルごとの作り方や火の調節



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