2024/09/01

香りについて
少々のCream系っぽい甘さのあるCoffee系で、ビターさが強めのミルクコーヒー味のキャンディと言った香り。
この手のCream系っぽいテイストが入ったCoffee系は、後発のアメリカの会社のCoffee系によくあるパターン。SBVのColombian SpiceやTFDのMorning Gloryなどと同じ作り。
ただ、それらと比べるとCream系の甘さやマッタリしたテイストが控えめで、AFのCappuccinoやAF Winter LimitedのRoasted Cappuccinoと似た何かを軽く焦がしたような香りとビターさが強い。
そのため、Cream系のテイストが強めな後発のCoffee系と、ビターさが強めなAFのCappuccinoを1:1ぐらいでMixしたような香りになっている。
基本的には既存の香りの組み合わせであり、よくあるシーシャのCoffee系という感じではあるが、Mixのバランスには幾らかの工夫を感じる。
煙について
煙の量はOdumanの平均。煙の質はOdumanの平均か、それに少し劣る。
中盤までは少々ドライなビターさのおかげでキレが良い。中盤を過ぎて香りが薄れ始めたあたりで、煙の質にグリセリンっぽさが目立つようになる。
タバコ的な重さはOdumanの平均。AFと同じぐらいの重さ。
香りの持ちはOdumanの平均。割とシンプルな香りなので、時間による変化は少ない。時間とともに一定して薄れていく。
安定感はOdumanの平均。Kaloud Lotusを使っているのであれば、火の調節で苦労することは少ないと思う。
ボウルによる香りの出方に大きな違いは無く、シリコンボウルでも陶器でも普通にCoffee系。一応、陶器のPhunnel系で作ると煙の質のドライさが少し目立ち、よりAFのCappuccinoに近い感じで出る。
平均的なOdumanの煙と言ったところ。ビターさがやや強めのCoffee系としては、吸いやすい部類の煙の質かもしれない。
(総評)60点
個人的にCoffee系が苦手なので、これもあまり好きな香りではなかった。
よくあるシーシャのCoffee系という感じなので、いくつかCoffee系を試したことがあれば、知ってる香りだと感じるだろう。目新しさは無いが、基本に忠実と言えば基本に忠実。
とはいえ、Cream系のテイストが強めの後発のCoffee系と、AFのCappuccinoのようなクラシックなCoffee系の中間ぐらいの香りで、Mixの配分には幾らかの工夫を感じなくもなかった。
基本的には既存の香りの組み合わせであり、よくあるシーシャのCoffee系という感じではあるが、Coffee系が好きで色々と試してタイトに当たりを探しているのであれば、これが琴線に触れる可能性はある。
Coffee系を色々と試していて、AFのCappuccinoやAF Winter LimitedのRoasted Cappuccinoのようなビターさが強めのものが好きであれば、気に入る可能性はある。