シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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Alchemist Blend Straight Line / Blueberry(フローラルな感じの広がりや華やぎがあり、少し珍しい仕上がり)

time 2016/12/09

Alchemist Blend Straight Line / Blueberry(フローラルな感じの広がりや華やぎがあり、少し珍しい仕上がり)

香りについて

煙を吐き終えるときに、少しフローラルな香りがするのが特徴のBlueberry系。
多くのBlueberry系は、SBのようなマッタリした甘さが強めのものと、AFのような少々の酸味を感じるもの、このどちらかに分けられる。
たまに上記2種類とは違った、煙を吐き終えるときにフローラルな香りが感じられるBlueberry系があり、これやFSのBlueberry Iceがその系統。
なお、どことなく花っぽいと感じたのでフローラルと書いているが、明らかなローズやジャスミンなどの香りはしない。ややマッタリした甘さも強いので、ハチミツのような香りと書いてもシックリくる気がする。
もっとも、実物のブルーベリーからこういう香りがするかと言われると、ちょっと微妙な気はする。ただ、それでもシーシャを吸い慣れていれば、不思議とブルーベリーっぽさは伝わってくる。
他社のBlueberry系には珍しい香りの広がりや華やぎが感じられ、なかなか意欲的なアプローチだと思う。
 

煙について

煙の量と質はAB Straightの平均。
割と細かくスムーズな煙だが、過度なウェットさなどは無く煙を吐き終える時のキレが良い。
タバコ的な重さはAB Straightの平均で軽め。AB FormulaやFumariと同じぐらいの重さで、AFの1/2~2/3ぐらい。
香りの持ちはAB Straightの平均より長い。香りの変化も時間とともに順当に薄れていく感じで、最後まで一定している。
ただし、安定感が無いわけではないが、火加減が強すぎると煙の質に少しトゲが出る。やや弱めの火加減で維持するのが無難だと思う。
個人的には、陶器のPhunnel系とKaloud Lotusの組み合わせよりも、シリコンボウルとKaloud Lotusの組み合わせの方が、フレーバーの特徴であるフローラルなテイストが活かされ、煙の質もコントロールしやすいと感じた。このあたりは細かい好みの問題。
やや弱めの火加減で維持することだけ意識しておけば、煙のキレの良さや香りの持ちなどは優秀。
 

(総評)76点

Mixではあるが、個人的にはBlueberry系だとAFのBlueberry with Mintが一番好きだが、これはこれでアリだと思う。
実物のブルーベリーらしくはないが、不思議とそれと分かる香りで、他社のBlueberry系には珍しいフワッとした甘さの広がりや華やぎが感じられる。
AB Straightのフレーバーには他社の定番を絶妙に外した香り付けのものが散見され、これもシブいところを突いてくるなぁという印象。
SBVのDark MistAFのBlueberryなどの定番と少し違った仕上がりのBlueberry系を探しているのであれば、試す価値はある。

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ボウルごとの作り方や火の調節



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