シーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

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MALAKI / Cinnamon Gum(Gum系とCinnamon系に求められる香りや特徴を残しつつ、全体にスッキリと軽やかな仕上がり)

time 2021/02/09

MALAKI / Cinnamon Gum(Gum系とCinnamon系に求められる香りや特徴を残しつつ、全体にスッキリと軽やかな仕上がり)

香りについて

名前のとおり、Gum系:Cinnamon系=3:1ぐらいのMix。
Gum系の香りはMALAKIのGumと同じで、AFのGumよりも全体にクリアでライトな仕上がり。
Gum系の特徴である歯磨き粉っぽい香りはハッキリしているが、AFのGumに見られた何となく厚みを感じる人工的な甘さがグッと控えめで、やや清涼感が強め。これによりクリアさやスッキリ感が出ている。
メインがGum系なので、ややCinnamon系の香りは細部が分かりにくいものの、一部のCinnamon系に見られる土っぽさやチリチリした感じは無い。
どことなく土っぽさやホコリっぽさのあったAFのCinnamonと比べると、雑味が無いというか、ストレートな精油っぽさがある。
MALAKIのフレーバーは、AFを下敷きにしつつ細部の粗さや雑味を取り除いたような香りが多いが、これも同様の作り。
MALAKIらしいクリアさのGum系に、土っぽさの無いCinnamon系のキレが加わり、サッパリと仕上がっている。

煙について

煙の量と質はMALAKIの平均。
中東の会社らしいソリッドな煙だが、Cinnamon系がチリチリしたりすることも無く、ノド越しはスムーズ。
タバコ的な重さはMALAKIの平均。AFと同じか、それよりわずかに重いぐらい。
香りの持ちはMALAKIの平均。気になるような香りの変化も無い。時間とともに順当に薄れていく。
安定感はMALAKIの平均。MALAKIのGumは少しだけ火加減に気をつかう必要があったが、これに関しては割と適当でも大丈夫だった。
ボウルによる香りの出方に大きな違いは無い。シリコンボウルと陶器のPhunnel系の違いだな、という程度。
一応、陶器のPhunnel系で作る方が少しキレの良い煙の質になるので、フレーバーの特徴がより分かりやすく出るとは思う。
平均的なMALAKIの煙と言ったところ。中東の会社らしいソリッドな煙の質が嬉しい。

(総評)74点

個人的にCinnamon Gumに思い入れは無いが、割と楽しめた。
聞いた話だと中東ではそこそこ定番のMixのようで、独特ではあるがスッキリした香りに少々のアクセントという感じで、確かにMixの相性は良い。
Gum系とCinnamon系に求められる香りや特徴を残しつつも、全体にスッキリと軽やかに仕上がっており、普段からCinnamon Gumを好んで吸う人のための細部にこだわった作りという印象。
自分がこれまで試した中では、AFのGum with CinnamonSBのSpicy Redあたりがこれと近いMixだが、こちらの方がそれらよりクリアでスッキリとした仕上がり。
TFDのCool Cinnamon Gumも同じMixだが、清涼感がTFDのDeath by Iceと似て非常にシャープで強く、分かりやすい特徴やインパクトがあってアメリカの会社らしい仕上がり。
ボディの強さの点ではAFのGum with Cinnamonが、インパクトの点ではTFDのCool Cinnamon Gumが勝つが、このへんは好みの問題。
AFのGum with Cinnamonが好きな人のほか、AFのGum with Cardamonあたりが好きな人にも良いだろう。

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